[特集]〈市民社会〉を問い直す
【論文】 | |
堂目卓生 | アダム・スミスの遺産〔グローバル化の時代を見据えて〕 |
植村邦彦 | ドイツにおける「市民社会」概念〔十六世紀から二十一世紀まで〕 |
上野千鶴子 | 福祉多元社会論から見た「市民社会」の位置 |
【公募論文】 | |
網谷壮介 |
カントの共和制の諸構想と代表の概念 |
加戸友佳子 |
マルクス学位論文における哲学的主体の位置について |
伊東俊彦 |
創造としての自由〔ベルクソン『道徳と宗教の二源泉』における社会論〕 |
千野貴裕 |
グラムシにおける二つの「倫理国家」概念〔現代国家の分析と未来社会の予測〕 |
橋爪大輝 |
有用性を越えて持続する〈もの〉〔アーレント『活動的生』における〈もの〉概念〕 |
藤高和輝 |
実存とトラブル〔サルトルの読者としてのバトラー〕 |
【書評】 | |
稲村一隆 |
『都市と人間』(レオ・シュトラウス著、石崎嘉彦ほか訳) |
後藤浩子 |
『徳・商業・文明社会』(坂本達哉・長尾伸一編) |
古家弘幸 |
『社会科学と高貴ならざる未開人――十八世紀ヨーロッパにおける四段階理論の出現』(ロンルド・L・ミーク著、田中秀夫監訳) |
篠原久 |
『スコットランド啓蒙とは何か――近代社会の原理』(田中秀夫著) |
髙山裕二 |
『フランス革命という鏡――十九世紀ドイツ歴史主義の時代』(熊谷英人著) |
太田仁樹 |
『帝国に抗する社会運動――第一次日本共産党の思想と運動』(黒川伊織著) |
大貫敦子 |
『トーマス・マンの政治思想――失われた市民を求めて』(速水淑子著) |
徳永恂 |
『フランクフルト学派と反ユダヤ主義』(古松丈周著) |
廳茂 |
『歴史意識の断層――理性批判と批判的理性のあいだ』(三島憲一著) |
内田弘 |
『戦後日本の社会思想史――近代化と「市民社会」の変遷』(小野寺研太著) |
安田常雄 |
『「思想」としての大塚史学――戦後啓蒙と日本現代史』(恒木健太郎著) |
井上弘貴 |
『清水幾太郎――異彩の学匠の思想と実践』(庄司武史著) |
箭内 任 |
『公共圏に挑戦する宗教――ポスト世俗化時代における共棲のために』(ユルゲン・ハーバーマスほか著、箱田徹・金城美幸訳) |
高橋良輔 |
『現代革命の新たな考察』(エルネスト・ラクラウ著、山本圭訳) |
田畑真一 |
『ポスト代表制の政治学――デモクラシーの危機に抗して』(山崎望・山本圭編) |