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『社会思想史事典』

(社会思想史学会編、丸善出版、2019年刊行 ※丸善出版HPはコチラ

社会思想史学会創立40周年記念企画。ルネサンス期から21世紀に至る社会思想史の流れを、哲学・芸術・文化・政治・経済・科学技術・メディア等の各ジャンルを横断しながら、時系列に沿って立体的に浮かび上がらせる、「読む事典」です。

※こちらもご参照ください

→ 『社会思想史事典』をめぐって(『図書新聞』2019年4月20日・第3396号)

目次
【社会思想史への誘い――方法・視座・アクチュアリティ】
社会思想史の成立 安藤隆穂
社会思想史の方法 植村邦彦
社会思想史の視座① 坂本達哉
社会思想史の視座② 三島憲一
社会思想史のアクチュアリティ① 上野成利
社会思想史のアクチュアリティ② 齋藤純一
【第I部 近代の形成――ルネサンス期から17世紀へ】
 [編集担当:安藤隆穂・奥田敬・山岡龍一]
■第1章 ルネサンス  
マキァヴェッリ 厚見恵一郎
ルター 木部尚志
カルヴァン 田上雅徳
ホッブズ 重森臣広
ロック 山岡龍一
スピノザ 服部美樹
ライプニッツ 酒井潔
ルネサンス 石黒盛久
レトリック 菊池理夫
人文主義 厚見恵一郎
共和主義 倉島隆
文芸共和国 寺田元一
新プラトン主義 原田健二朗
ローマ法 前田俊文
大航海時代 松森奈津子
儒教―東アジアでの展開 澤井啓一
儒教―ヨーロッパへの影響 井川義次
■第2章 宗教と科学  
宗教改革 木部尚志
対抗宗教改革 松森奈津子
寛容 山田園子
自由意志 梅田百合香
経験主義 矢嶋直規
合理主義 酒井潔
懐疑主義 山上浩嗣
キリスト教共同体 山田園子
科学革命 長尾伸一
新旧論争(古代・近代論争) 野原慎司
神秘主義 加藤哲理
■第3章 近代国家の胎動  
ユートピア思想 水田洋
主権 山岡龍一
国家理性 山内進
文明と野蛮 松森奈津子
エピクロス主義 中金聡
自然法 下川潔
社会契約説 関谷昇
立憲主義 山岡龍一
所有権 下川潔
抵抗権 古田拓也
戦争と平和 下川潔
【第II部 近代の確立――18世紀から19世紀初頭へ】
[編集担当:坂本達哉・犬塚 元・後藤浩子]
■第1章 文明社会の出現 
ヴォルテール 井柳美紀
ハチソン 坂本達哉
マンデヴィル 米田昇平
啓蒙とは何か 大津真作
フランス啓蒙思想 安藤隆穂
スコットランド啓蒙 田中秀夫
イタリアの啓蒙 堀田誠三
ドイツの啓蒙 大塚雄太
科学とアカデミー 隠岐さや香
経験主義 対 合理主義 只腰親和
教会と啓蒙 篠原久
ミッション 徳永恂
理神論・自然神学 有江大介
啓蒙・無神論・懐疑主義 矢嶋直規
自然法学 新村聡
情念 柘植尚則
利己心と社交性 坂倉裕治
「富と徳」論争 渡辺恵一
奢侈論争 米田昇平
政治算術 伊藤誠一郎
民兵論争 村松茂美
■第2章 文明社会の擁護
モンテスキュー 安武真隆
ヒューム 坂本達哉
スミス 新村聡
百科全書 寺田元一
フランス唯物論 森岡邦泰
道徳感覚から共感・同感へ 柘植尚則
スコットランド道徳哲学 福田名津子
良心と常識 篠原久
言語起源論 林直樹
推測的歴史 野原慎司
重商主義 大倉正雄
勢力均衡論 森直人
フィジオクラシー(重農主義) 安藤裕介
勤労・分業・生産力 星野彰男
市民的公共圏 寺田元一
東アジアの公共圏 伊東貴之
人口論争 柳沢哲哉
国民性・生活様式・風土 壽里竜
名誉と騎士道 壽里竜
啓蒙と野蛮 生越利昭
博物学 後藤浩子
■第3章 文明社会の危機  
ルソー 小林淑憲
カント 金慧
18世紀の社会契約説 関谷昇
社会契約説批判 犬塚元
ベンサム 深貝保則
18世紀の共和主義 犬塚元
一般意志と人民主権 鳴子博子
啓蒙専制 安藤裕介
古典派経済学の成立 久保真
18世紀の功利主義 小畑俊太郎
イギリス急進主義 後藤浩子
アメリカ革命をめぐる諸思想 石川 敬史
フェデラリスト 片山文雄
フランス革命をめぐる諸思想 川出良枝
保守主義 苅谷千尋
帝国と植民地 伊藤誠一郎
美と崇高 桑島秀樹
ジャコバン主義 森岡邦泰
官房学 大塚雄太
女性解放思想 水田珠枝
【第III部 近代の矛盾――19世紀前半から世紀後半へ】
[編集担当:植村邦彦・宇野重規・小田川大典・野村真理]
■第1章 国家と社会   
トクヴィル 宇野重規
ミル 川名雄一郎
個人主義 髙山裕二
イギリス自由主義 小田川大典
フランス自由主義 宇野重規
功利主義 板井広明
反革命・反動の思想 川上洋平
プラグマティズムの形成 伊藤邦武
チャーティスト 古賀秀男
イギリス観念論 寺尾範野
ナショナリズム 塩川伸明
インターナショナリズム 渡邊孝次
奴隷解放運動 田村理
ユダヤ人問題 植村邦彦
アメリカ問題 松本礼二
世論 遠山隆淑
反ユダヤ主義の成立 野村真理
ナロードニキ 仁井田崇
自由民権運動 米原謙
ボナパルティズム 植村邦彦
■第2章 資本主義と社会主義  
ヘーゲル 佐山圭司
マルクス 植村邦彦
アソシアシオン 田畑稔
フーリエ主義 大塚昇三
オーウェン主義 金子晃之
協同組合運動・協同組合思想 杉本貴志
サン=シモン主義 杉本隆司
共産主義 橋本直樹
私有財産制批判 橋本直樹
社会問題 稲井誠
社会主義 森政稔
リカード派社会主義 鎌田武治
ブランキ主義 石塚正英
ドイツ観念論 佐山圭司
青年ヘーゲル派 滝口清栄
疎外・疎外論 大石高久
物象化・物象化論 佐々木隆治
階級 崎山政毅
資本主義 崎山政毅
唯物史観 田畑稔
赤旗 植村邦彦
プルードン主義 森政稔
アナキズムの形成 田中ひかる
産業化 髙山裕二
労働運動 安川悦子
連帯の思想 重田園江
貧困 田中拓道
救貧法論争 若森みどり
キリスト教と社会主義 柳父圀近
■第3章 科学と芸術
デュルケーム 田中拓道
イデオロギー 植村邦彦
インテリゲンツィア 下里俊行
進化論 藤田祐
社会進化論 宇城輝人
社会有機体論 遠藤泰弘
優生学 川越修
実証主義 杉本隆司
写実主義(リアリズム) 松澤和宏
フランス・スピリチュアリスム 村松正隆
ライシテ 伊達聖伸
唯美主義 三島憲一
ドイツ歴史学派 田村信一
歴史主義 鏑木政彦
イギリス・ロマン派 小田川大典
フランス・ロマン主義 片岡大右
ドイツ・ロマン派 伊坂青司
生の哲学 鏑木政彦
超越主義 井上弘貴
新カント派 岸川富士夫
文明開化 河野有理
アーツ・アンド・クラフツ運動 光永雅明
統計革命 重田園江
権利(日本の場合) 大久保健晴
グリム兄弟 初見基
【第IV部 近代の危機――19世紀末から20世紀前半へ】
[編集担当:三島憲一・中山智香子・細見和之]
■第1章 イズム(主義)の時代   
ガンディー 石井一也
社会民主主義 市野川容孝
アナキズムの展開 上村忠男
人種主義 李孝徳
ロシア革命 太田仁樹
中国革命 石井知章
植民地主義 崎山政毅
近代日本の植民地主義 梅森直之
暴力論 上野成利
反ユダヤ主義 古松丈周
地政学 徳永 恂
保守革命 川合全弘
植民地解放運動 山崎カヲル
明治維新論 梅森直之
男女差別と男女平等思想 浅井美智子
帝国主義 太田仁樹
世界大戦と総力戦 西谷修
ヴェルサイユ体制 大竹弘二
オーストロ・マルクス主義 上条勇
ディアスポラ 金 友子
反戦運動・平和主義 黒川伊織
自由主義の変容 姫野順一
ファシズム・全体主義 中村勝己
国体論 住友陽文
スラヴ主義 川名隆史
ジェノサイド 細見和之
ホロコースト 細見和之
シオニズム 徳永 恂
原子爆弾 渡名喜庸哲
戦争責任・戦後責任 中野敏男
■第2章 さまざまな社会理論の時代
ヴェーバー 中野敏男
ケインズ 小峯敦
フォーディズム 辰巳伸知
啓蒙の弁証法 麻生博之
プラグマティズムの展開 井上弘貴
構造機能主義 中野敏男
官僚制 野口雅弘
マネジメント(経営管理)の思想 中山智香子
社会政策 田村信一
恐慌と政策 小峯敦
開発・発展理論 中山智香子
都市 宇城輝人
民俗学と考現学 安田常雄
余暇・奢侈・有閑階級 塚本隆夫
社会学の成立 廳茂
社会史 上村忠男
エコロジー 直江清隆
ジャーナリズム 桜井哲夫
大衆(群衆)・群衆心理学 桜井哲夫
金融資本主義 黒滝正昭
■第3章 危機の中の文化  
ニーチェ 三島憲一
ハイデガー 入谷秀一
ベンヤミン 細見和之
フロイト 藤野寛
ペシミズム 初見基
青年運動 大貫敦子
多元論・多元主義 三島憲一
生活改革運動 大貫敦子
アール・ヌーヴォー,ユーゲントシュティール 三島憲一
未来派,ダダ 三島憲一
シュルレアリスム 塚原史
バウハウス 初見基
モダニズム 初見基
教育思想 今井康雄
否定神学・自由教会(無教会)運動 深井智朗
性科学 三島憲一
歴史言語学 三島憲一
ユダヤ神秘主義 佐藤貴史
科学政策 直江清隆
科学史の成立と展開 直江清隆
オリンピック思想 井野瀬久美惠
対外文化政策 三島憲一
映像(イメージ) 西谷修
プロパガンダ 川合全弘
記号論 桑野隆
解釈学 山田正行
精神分析 新宮一成
現象学 野家啓一
近代の超克 安田常雄
人類学の思想 真島一郎
ポランニーと経済人類学 中山智香子
【第V部 近代の転換――20世紀後半から21世紀へ】
[編集担当:齋藤純一・鵜飼 哲・大貫敦子・森川輝一]
■第1章 理性批判と規範の再/脱構築
アーレント 森川輝一
全体主義論 森川輝一
実存主義 堀田新五郎
批判理論 上野成利
20世紀のマルクス主義 千野貴裕
システム論 佐藤俊樹
構造主義 佐藤嘉幸
フーコー 箱田徹
ポスト構造主義 松葉祥一
デリダ 松葉祥一
ディスクール,エクリチュール 鵜飼哲
言語論的転回 三島憲一
ポストコロニアリズム 崎山政毅
ヘゲモニー論 千野貴裕
ポスト世俗社会 木部尚志
世界システム論 太田仁樹
ロールズ 川本隆史
リベラリズムの現在 谷澤正嗣
ハイエク 太子堂正称
リバタリアニズム 中山智香子
平等主義 井上彰
デモクラシー論の展開 齋藤純一
戦後民主主義 宇野重規
戦後マルクス主義 岩崎稔
合理化論 中野敏男
1968年の思想 市田良彦
日本人論・日本文化論 三島憲一
ハーバーマス 田畑真一
公共圏 日暮雅夫
現代の共和主義 谷澤正嗣
共同体・コミュニタリアニズム 髙田宏史
立憲主義の現在 阪口正二郎
カトリック社会思想 山脇直司
人権論の展開 川本隆史
フェミニズム・ジェンダー 岡野八代
日本のフェミニズム 水溜真由美
家族 宮本真也
親密圏 齋藤純一
クィア(LGBT)・スタディーズ 川坂和義
■第2章 関係/秩序の変容と再編
福祉国家・社会国家 田中拓道
グローバル化と市場の再編 松井暁
新自由主義 中山智香子
福祉社会の再編 近藤康史
ケア 川本隆史
大衆社会論 川崎修
ポピュリズム 森政稔
消費社会論 佐藤方宣
市民社会 森政稔
カルチュラル・スタディーズ 岩崎稔
教育・学校 大内裕和
ポスト冷戦下の世界 遠藤誠治
国民国家の行方 押村高
ナショナリズム論の展開 白川俊介
移民問題 岸見太一
多文化主義 時安邦治
集団的記憶・歴史修正主義 大貫敦子
歴史認識と和解 中野敏男
先住諸民族 崎山政毅
沖縄 鳥山淳
解放の神学 千葉眞
公民権運動 中村寛
反戦平和運動 安藤丈将
市民運動・住民運動 安藤丈将
グローバル・ジャスティス運動 安藤丈将
■第3章 環境の変化と権力の再編  
リスク社会 神里達博
安全保障 遠藤乾
テロリズムと対テロ戦争 西谷修
災害と防災 前川真行
伝染病と防疫 美馬達哉
生権力 箱田徹
格差社会と隔離 齋藤純一
情報化とインターネット 西垣通
公害 栗原彬
環境 桑田学
テクノロジー 神里達博
生命倫理 田中智彦
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