〈特集〉 感染症の思想史 | |
【論文】 | |
中山智香子 | 贈与と交換のはざまに――「血」と感染をめぐる社会科学的思考の考察 |
田中祐理子 | 「流行病」と共同体の知覚――医学史的視点から |
藤原辰史 | 政治禍としてのコロナ禍――現場政治の生成 |
【公募論文】 | |
石田雅樹 | デモクラシーを持続可能にする教育、デモクラシーの危機と対峙する教育――ジョン・デューイ「デモクラシーと教育」 再考 |
谷 雪妮 | 橘樸における「生存権」のデモクラシーと中国―― 一九二〇年代を中心に |
岩井洋子 | 田辺元と高山岩男における「第三の社会」 |
入谷秀一 | 笑うアドルノ――〈真剣なからかい〉の両義性を巡って |
坂井礼文 | コジェーヴとフェサールの権威論――共通善との関連をふまえながら |
高橋若木 | ジジェクの転回――欲望と欲動 |
山口晃人 | 民主政の費用対効果――参加から代表へ |
【書評】 | |
厚見恵一郎 | 『共和主義者モンテスキュー ――古代ローマをめぐるマキアヴェッリとの交錯』(定森亮著) |
片山文雄 | 『権力分立論の誕生――ブリテン帝国の 『法の精神』 受容』(上村剛著) |
橋本直人 | 『マックス・ウェーバー ――近代と格闘した思想家』(野口雅弘著) |
『ヴェーバー入門――理解社会学の射程』(中野敏男著) | |
宮本真也 | 『20世紀知的急進主義の軌跡――初期フランクフルト学派の社会科学者たち』(八木紀一郎著) |
武藤秀太郎 | 『戦後経済学史の群像――日本資本主義はいかに捉えられたか』(野原慎司著) |
中村勝己 | 『アンタゴニズムス――ポピュリズム 〈以後〉の民主主義』(山本圭著) |
鵜飼 哲 | 『アラブ近代思想家の専制批判 ――オリエンタリズムと〈裏返しのオリエンタリズム〉の間』(岡崎弘樹著) |
柏崎正憲 | 『イギリス一八世紀のコモンウェルスマン――自由主義思想の伝播と発展』 (キャロライン・ロビンズ著、田中秀夫訳) |
後藤浩子 | 『問題=物質(マター)となる身体――「セックス」 の言説的境界について』(ジュディス・バトラー著、佐藤嘉幸 監訳) |
田畑真一 | 『社会主義の理念――現代化の試み』(アクセル・ホネット著、 日暮雅夫・三崎和志訳) |
大村一真 | 『アメリカ批判理論――新自由主義への応答』(マーティン・ジェイ、日暮雅夫共編) |
第11回(2021年度)社会思想史学会研究奨励賞の公示 | |
2021年度会員新著一覧(五十音順) | |
英文抄録/英文目次 | |
公募論文規定/公募論文審査規定/執筆要領/社会思想史学会研究奨励賞規定 | |
編集後記 |
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