〈特集〉 社会批判はなおも可能か? | |
【論文】 | |
藤野 寛 | 批判の規範的前提と歴史哲学 |
小野寺研太 | 社会批判とジェンダー |
三宅 芳夫 | 社会批判はなおも可能か? ――「今」でなければいつ? |
【公募論文】 | |
白瀬小百合 | アンリ・サン=シモンによる「管理」の概念――公行政の改革を目指した産業的管理の構想 |
吉田敬介 | 『啓蒙の弁証法』から読むキルケゴール――反知性主義か、啓蒙の自己省察か |
山田竜作 | カール・マンハイムの「自由のための計画」における宗教――計画化社会・実質的倫理・アーキタイプ |
上谷繁之 | 一九二〇年代後半における河上肇の唯物史観理解――「自己精算」論文を中心として |
斉藤 尚 | 塩野谷裕一の経済倫理学の再検討――人民投票型民主主義と討議民主主義の統合の試みをめぐって |
岡崎弘樹 | シリア現代思想における世俗主義と権威主義体制の結びつきの発見 |
【書評】 | |
上野大樹 | 『スミスの倫理——『道徳感情論』を読む』(竹本洋著) |
川出良枝 | Mme de Staël and Political Liberalism in France(Chinatsu Takeda著) |
平子友長 | 『19世紀前半のドイツ経済思想——ドイツ古典派、ロマン主義、フリードリヒ・リスト』(原田哲史著) |
崎山政毅 | 『大洪水の前に——マルクスと惑星の物質代謝』(斎藤幸平著) |
立川 潔 | 『J・S・ミル社会主義論の展開——所有と制度、そして現代』(安井俊一著) |
平石 耕 | 『市民の義務としての〈反乱〉——イギリス政治思想史におけるシティズンシップ論の系譜』(梅澤佑介著) |
恒木健太郎 | 『大正デモクラットの精神史——東アジアにおける「知識人」の誕生』(武藤秀太郎著) |
宇野重規 | 『ファシズムと冷戦のはざまで——戦後思想の胎動と形成 1930 – 1960』(三宅芳夫著) |
乙部延剛 | 『フーコーの風向き——近代国家の系譜学』(重田園江著) |
佐藤 空 | 『アメリカ保守主義の思想史』(井上弘貴著) |
太田仁樹 | 『戦争と平和の経済思想』(小峯敦編著) |
矢嶋直規 | 『自然宗教をめぐる対話』(ヒューム著、 犬塚元訳) |
山尾忠弘 | 『人間の権利の擁護/娘達の教育について』(メアリ・ウルストンクラフト著、清水知子・後藤浩子・梅垣千尋訳) |
辰巳伸知 | 『フランクフルト学派のナチ・ドイツ秘密レポート』(フランツ・ノイマン、ヘルベルト・マルクーゼ、オットー・キルヒハイマー著、R・ラウダーニ編、野口雅弘訳) |
鬼頭葉子 | 『世俗の時代(上・下)』(チャールズ・テイラー著、千葉眞監訳 木部尚志他訳) |
田中拓道 | 『良き統治——大統領制化する民主主義』(ピエール・ロザンヴァロン著、古城毅他訳) |
第10回(2020年度)社会思想史学会研究奨励賞の公示 | |
2020年度会員新著一覧(五十音順) | |
英文抄録/英文目次 | |
公募論文規定/公募論文審査規定/執筆要領/社会思想史学会研究奨励賞規定 | |
編集後記 |
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