2020年 第44号

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  〈特集〉〈社会思想史〉を問い直す
   
  【特集にあたって】
上野成利 〈社会思想史〉を問い直すために
  【論文】
坂本達哉  「啓蒙」思想史としての「社会思想史」
植村邦彦 社会思想史の〈物語〉
   
  【公募論文】
柏崎正憲 ジョン・ロックにおける自然法と市民的美徳――政治的貢献から勤勉へ
関口佐紀 ルソーの政治思想における狂信批判
上村 剛 アメリカ革命と歴史叙述の政治思想――ドミニオン・セオリーをめぐる対抗
飯村祥之 政治的言説の理論――ハートとネグリにおける預言概念
大畑 凛 人質の思想――森崎和江における筑豊時代と「自由」をめぐって
   
  【書評】
林 直樹 『公共的知識人の誕生――スウィフトとその時代』(田中祐子著)
武井敬亮 『啓蒙された自己愛――啓蒙主義とバルベラックの道徳思想』(門亜樹子著)
有江大介 『美学イデオロギー――商業社会における想像力』(大河内昌著)
安藤隆穂 『コンドルセと光の世紀――科学から政治へ』(永見瑞木著)
網谷壮介 『カントにおける倫理と政治――思考様式・市民社会・共和制』(斎藤拓也著)
高田 純 『フィヒテ 「二十二世紀」の共和国』(熊谷英人著)
大塚雄太 『ドイツ啓蒙と非ヨーロッパ世界――クニッゲ、レッシング、ヘルダー』(笠原賢介著)
山本 圭 『隠された奴隷制』(植村邦彦著)
庄司武史 『戦後日本ジャーナリズムの思想』(根津朝彦著)
犬塚 元 『啓蒙とは何か――忘却された〈光〉の哲学』(ジョン・ロバートソン著、 野原慎司・林直樹訳)
米田昇平 『商業社会の政治学――ルソーとスミス』(イシュトファン・ホント著、田中秀夫・村井明彦訳)
徳永 恂 『ヴァルター・ベンヤミン/グレーテル・アドルノ往復書簡1930-1940』 (伊藤白・鈴木直・三島憲一訳)
宮本雅也 『功利主義をのりこえて――経済学と哲学の倫理』 (アマルティア・セン、バーナード・ウィリアムズ編著、後藤玲子 監訳)
髙山裕二 『試される民主主義――20世紀ヨーロッパの政治思想(上・下)』(ヤン=ヴェルナー・ミュラー著、板橋拓己・田口晃 監訳)
   
  第9回(2019年度)社会思想史学会研究奨励賞の公示
  2019年会員新著一覧(五十音順)
  英文抄録/英文目次
  公募論文投稿規程/公募論文審査規程/執筆要領/社会思想史学会研究奨励賞規程 
  編集後記