〈特集〉 | 市場経済の思想――市場と資本主義を考える |
【論文】 | |
重田園江 | 市場化する統治と市場に抗する統治 |
山田鋭夫 | 市場経済をどう調整するか |
崎山政毅 | 市場の調整 (管理) 可能性という不可能性〔「認知資本主義」 論の誤謬〕 |
平子友長 | 市場経済の思想〔市場とその外部〕 |
【公募論文】 | |
馬路智仁 | 大西洋横断的な共鳴〔アルフレッド・ジマーンとホラス・カレンの多文化共生主義〕 |
野末和夢 | 第三共和政前期フランスの「社会的経済」の展開に関する思想史的分析 〔ジッド、マビヨ、ブルジョワを中心にして〕 |
大井赤亥 | 二十世紀の知識人をめぐる矛盾とその克服〔H・ラスキを通して〕 |
小野寺研太 | 「変革」思想のリアリズム〔大衆社会論から見た松下圭一と永井陽之助〕 |
成田大起 |
方法論としての再構成的批判〔ハーバーマスの社会理論における議論枠組み〕 |
坪光生雄 |
越境する宗教の公共圏〔チャールズ・テイラーの世俗主義〕 |
【書評】 | |
奥田太郎 |
Hume’s Sceptical Enlightenment(Ryu Susato著) |
太田仁樹 |
『ローザの子供たち、あるいは資本主義の不可能性――世界システムの思想史』(植村邦彦著) |
三島憲一 |
『絢爛たる悲惨――ドイツ・ユダヤ思想の光と影』(徳永恂著) |
宮本真也 |
『「承認」の哲学――他者に認められるとはどういうことか』(藤野寛著) |
山崎望 |
『不審者のデモクラシー――ラクラウの政治思想』(山本圭著) |
武藤秀太郎 |
『現代中国のリベラリズム思潮――一九二〇年代から二〇一五年まで』(石井知章編)/『中国リベラリズムの政治空間』(石井知章・緒形康編) |
井上彰 |
『応用政治哲学――方法論の探究』(松元雅和著) |
宇城輝人 |
『政治哲学的考察――リベラルとソーシャルの間』(宇野重規著) |
高草木光一 |
『日本が優生社会になるまで──科学啓蒙、メディア、生殖の政治』(横山尊著) |
黒川伊織 |
『下丸子文化集団とその時代 ――一九五〇年代サークル文化運動の光芒』(道場親信著) |
岡田拓也 |
『法の原理――自然法と政治的な法の原理』(トマス・ホッブズ著、高野清弘訳)/『法の原理――人間の本性と政治体』(トマス・ホッブズ著、田中浩・重森臣広・新井明訳) |
渡名喜庸哲 |
『核の脅威――原子力時代についての徹底的考察』(ギュンター・アンダース著、青木隆嘉訳) |
三宅芳夫 |
『フランスという坩堝――一九世紀から二〇世紀の移民史』(ジェラール・ノワリエル著、大中一彌・川﨑亜紀子・太田悠介訳) |
崎山政毅 |
『インディオの気まぐれな魂』(エドゥアルド・ヴィヴェイロス=デ=カストロ、近藤宏・里見龍樹訳) |
山下範久 |
『世界史のなかの世界――文明の対話、政治の終焉、システムを越えた社会』(汪暉著、丸川哲史訳) |
第六回(二〇一六年度)社会思想史学会研究奨励賞の公示 | |
二〇一六年会員新著一覧(五十音順) | |
英文抄録/英文目次 |
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公募論文投稿規程/公募論文審査規程/執筆要領/社会思想史学会研究奨励賞規定 | |
編集後記 |