〈特集〉社会思想としての批評 | |
【論文】 | |
上村忠男 | ヘテロトピアからのまなざし〔エドワード・W・サイードと批評の可能性〕 |
宮﨑裕助 | 美的情動批判〔ポール・ド・マンの美学イデオロギー論再考〕 |
三島憲一 | 芸術批評の概念に関する小論 |
【公募論文】 | |
小谷英生 | カント『世界市民的見地における普遍史のための構想』の思想史的分析〔〈人間の使命〉論争、メンデルスゾーン、ガルヴェ〕 |
斎藤拓也 | 民主政のパラドクスとカントの共和制概念 |
金山準 | 「絶対」から「均衡」へ〔前期プルードンにおける私的所有批判の論理〕 |
西村木綿 | 民族の「自決」とは何か〔ユダヤ人「ブンド」の問いをめぐって〕 |
河野裕康 | ヴァイマル中期のヒルファディングの連立政策論と社会経済思想 |
尾場瀬一郎 | グラムシ『獄中ノート』における常識論の位相 |
遠藤健樹 | 世俗化テーゼと政治神学〔カール・レーヴィットとカール・シュミットの対決〕 |
橋爪大輝 | 関係の創設と人格の開示〔アーレント「活動」概念の再解釈〕 |
坂井礼文 | 贈与型資本主義に基づいたコジェーヴの国家論〔合衆国は「共産主義」の最終段階に到達したのか〕 |
【書評】 | |
橋本努 | 『社会思想の歴史――マキアヴェリからロールズまで』(坂本達哉著) |
石黒盛久 | 『ヨーロッパ政治思想の誕生』(将基面貴巳著) |
森岡邦泰 | 『野蛮と啓蒙――経済思想史からの接近』(田中秀夫編) |
伊藤誠一郎 | 『島々の発見――「新しいブリテン史」と政治思想』(J・G・A・ポーコック著、犬塚元監訳) |
岡村東洋光 | 『ジョン・ロックの教会論』(山田園子著) |
森村敏己 | 『商業・専制・世論――フランス啓蒙の「政治経済学」と統治原理の転換』(安藤裕介著) |
鳴子博子 | 『市民法理論』(シモン・ランゲ著、大津真作訳) |
水田洋 | 『アダム・スミスとその時代』(ニコラス・フィリップソン著、永井大輔訳) |
小松佳代子 | 『ベンサムとイングランド国制――国家・教会・世論』(小畑俊太郎著) |
高草木光一 | 『貧困の哲学(上・下)』(ピエール=ジョゼフ・プルードン著、斉藤悦則訳) |
杉田聡 | 『福沢諭吉と朝鮮問題――「朝鮮改造論」の展開と蹉跌』(月脚達彦著) |
黒川伊織 | 『日本社会民主主義の形成――片山潜とその時代』(大田英昭著) |
西谷修 | 『経済的思考の転回――世紀転換期の統治と科学をめぐる知の系譜』(桑田学著) |
初見基 | 『初期ルカーチ政治思想の形成――文化・形式・政治』(西永亮著) |
細見和之 | 『アドルノの社会理論――循環と偶然性』(表弘一郎著) |
森田雅憲 | 『ハイエクの経済思想――自由な社会の未来像』(吉野裕介著) |
鵜飼哲 | 『反ユダヤ主義(ユダヤ論集1)』(ハンナ・アーレント著、山田正行・大島かおり・佐藤紀子・矢野久美子共訳)『アイヒマン論争(ユダヤ論集2)』(ハンナ・アーレント著、齋藤純一・山田正行・金慧・矢野久美子・大島かおり共訳) |
齋藤純一 | 『理性の行方 ハーバーマスと批判理論』(木前利秋著) |
田中ひかる | 『ニューレフト運動と市民社会――「六〇年代」の思想のゆくえ』(安藤丈将著) |
内田弘 | 『自由主義と社会主義の規範理論――価値理念のマルクス的分析』(松井暁著) |
小田川大典 | 『政治的に考える――マイケル・ウォルツァー論集』(マイケル・ウォルツァー著、 デイヴィッド・ミラー編、萩原能久・齋藤純一監訳) |
第四回社会思想史学会研究奨励賞の公示 二〇一四年会員新著一覧 英文抄録/英文目次 公募論文投稿規定/公募論文審査規定/執筆要領/社会思想史学会研究奨励賞規定 編集後記 |
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