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〈特集〉社会思想としての科学 | |
【論文】 | |
隠岐さや香 | 歴史的事例から見る〈社会の中の科学〉――十八・十九世紀の河川公共事業と科学の「理論」 |
直江清隆 | 思想史における技術 |
平川秀幸 | 「専門知の民主化/民主政の専門化」モデルと三・一一複合災害後の日本 |
【公募論文】 | |
網谷壮介 | 統治批判と自然概念――カントの歴史論におけるレトリック |
金慧 | カント哲学における言論の自由 |
隅田聡一郎 | マルクス「本源的所有」論の再検討――「資本主義的生産に先行する諸形態」における「私的所有]と「個人的所有」の差異 |
岡崎弘樹 | 進化論的アプローチによるアラブの専制批判――シブリー・シュマイイルの思想を中心に |
寺尾範野 | 初期イギリス社会学と「社会的なもの」――イギリス福祉国家思想史の一断面 |
秋元由裕 | 物象化としての合理化と解放としての美的経験――ルカーチ初期美学論考の展開と『歴史と階級意識』 |
河合恭平 | H・アーレントのアメリカ革命論と黒人差別の認識――「始まり」の恣意性と暴力に関連させて |
田畑真一 | 普遍性に根ざした政治文化の生成――J・ハーバーマスにおける憲法パトリオティズム論の展開 |
【書評】 | |
厚見恵一郎 | 『征服と自由――マキァヴェッリの政治思想とフィレンツェ・ルネサンス』(鹿子木浩輝著) |
渡辺恵一 | 『アダム・スミスの近代性の根源――市場はなぜ見出されたのか』(野原慎司著) |
小谷眞男 | 『チェーザレ・ベッカリーア研究――『犯罪と刑罰』・『公共経済学』と啓蒙の実践』(黒須純一郎著) |
髙山裕二 | 『近代ヨーロッパ宗教文化論――姦通小説・ナポレオン法典・政教分離』(工藤庸子著) |
姫野順一 | 『グレアム・ウォーラスの思想世界――来るべき共同体の構想』(平石耕著) |
廳茂 | 『マックス・ウェーバーの日本――受容史の研究1905-1995』(ヴォルフガング・シュヴェントカー著) |
武藤秀太郎 | 『中華民国の誕生と大正初期の日本人』(曽田三郎著) |
川合全弘 | 『崩壊の経験――現代ドイツ政治思想講義』(蔭山宏著) |
大竹弘二 | 『労働者――支配と形態』(エルンスト・ユンガー著) |
麻生博之 | 『かたちある生――アドルノと批判理論のビオ・グラフィー』(入谷秀一著) |
重田園江 | 『フーコーの闘争――〈統治する主体〉の誕生』(箱田徹著) |
高橋良輔 | 『来るべきデモクラシー』(山崎望著) |
第三回社会思想史学会研究奨励賞の公示 二〇一三年会員新著一覧 英文抄録/英文目次 公募論文投稿規定/公募論文審査規定/執筆要領/社会思想史学会研究奨励賞規定 編集後記 |
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