2013年 第37号

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〈特集〉思想史研究を問いなおす(一)
【論文】
田中秀夫 英語圏啓蒙思想についての研究
安藤隆穂 近代社会思想史のフランス―ー自由主義を中心に
安川寿之輔 戦後日本社会における福沢諭吉研究の批判的総括――「丸山諭吉」神話の解体と戦争責任問題
【公募論文】
武藤秀太郎 福田徳三と中国知識人
百木漠 〈労働する動物〉と全体主義――アーレントのマルクス批判はいかなる思想的意義をもつか
平田周 ニコス・プーランザスとアンリ・ルフェーヴル――一九七〇年代フランスの国家論の回顧と展望
太田悠介 矛盾と暴力―エティエンヌ・バリバールの政治哲学序説
【書評特集 マルクス研究】
青木孝平 『マルクスの疎外論』(岩淵慶一著)
田畑稔 『マルクスの物象化論』(佐々木隆治著)
内田弘 『時間・労働・支配―マルクス理論の新地平―』(ポストン著、白井聡・野尻英一監訳)
藤本一勇 『サルトルとマルクス(一)・(二)』(北見秀司著)
【書評】
高橋聡 『市民社会とは何か』(植村邦彦著)
稲村一隆 『アリストテレス政治哲学の重層性』(荒木勝著)
石黒盛久 『政治の覚醒』(笹倉秀夫著)
梅田百合香 『哲学原論』(ホッブズ著、伊藤宏之ほか訳)・『人間論』(ホッブズ著、本田裕志訳)
生越利昭 『デフォーとイングランド啓蒙』(林直樹著)
野原慎司 『法学講義 1762ー1763』(スミス著、水田洋・篠原久・只腰親和・前田俊文訳)
石川敬史 『アメリカ啓蒙の群像――スコットランド啓蒙の影の下で 1723-1801』(田中秀夫著)
宇野重規 『トクヴィルの憂鬱』(高山裕二著)
有江大介 『社会体の生理学 J・S・ミルと商業社会の科学』(川名雄一郎著)
加藤史朗 『評伝 ゲルツェン』(長縄光男著)
立川孝一 『革命宗教の起源』(マチエ著、杉本隆司訳)
斎藤伸 『エルンスト・カッシーラーの哲学と政治』(馬原潤二著)
福家崇洋 『詩歌と戦争』(中野敏男著)
中山智香子 『市場社会と人間の自由―社会哲学論選』(ポランニー著、若森みどり・植村邦彦・若森章孝訳)
牧野邦昭 『河合榮治郎の社会思想体系』(青木育志著
緒形康 『中国革命論のパラダイム転換』(石井知章著)
上野成利 『世俗と宗教のあいだ』(高田宏史著)
三島憲一 『ハンス=ゲオルグ・ガーダマーの政治哲学』(加藤哲理著)
前川真行 『都市が壊れるとき』(ドンズロ著、宇城輝人訳)
第二回社会思想史学会研究奨励賞の公示
二〇一二年会員新著一覧
英文抄録/英文目次
公募論文投稿規定/公募論文審査規定/執筆要領/社会思想史学会研究奨励賞規定
編集後記