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特集 歴史と思想のダイナミズム | |
Ⅰ <シンポジウム>歴史は何を語ることができるか | |
<報告> | |
植村邦彦 | 「マルクスにおける歴史のアクチュアリティについて」 |
中山智香子 | 「歴史の中の複製技術」【新しい天使から比較の亡霊へ】 |
太田仁樹 | 「オーストロ・マルクス主義における歴史・文化・民族」【「歴史なき民族」をめぐって】 |
米谷匡史 | 「帝国日本の植民・社会政策論」【矢内原忠雄と<世界史>の変容】 |
石塚正英 | シンポジウムの印象 |
Ⅱ 思想史のインヴェンションとコンヴェンション | |
<特殊公募論文> | |
木前利秋 | 「歴史の観相学」【アーレントとサイードのヴィーコ理解によせて】 |
荒川敏彦 | 「脱魔術化と再魔術化」【創造と排除のポリティクス】 |
<公募論文> | |
板井広明 | 「ベンサムにおける快楽主義の位相とマイノリティーの問題」【『男色論』を中心にして】 |
梅垣千尋 | 「メアリ・ウルストンクラフトの『愛国心』」 |
末富浩 | 「レスリー・スティーブンのバーク解釈について」 |
<書評> | |
安田常雄 | 『自由論―現在性の系譜学』(酒井隆史著) |
肥前栄一 | 『ウェーバー研究の緒論点―経済史との関連で』(田中真晴著) |
崎山政毅 | 『マルクスを読む』『「近代」を支える思想―市民社会・世界史・ナショナリズム』(植村邦彦著) |
阪本政仁 | 『ルソーの政治思想―コスモロジーへの旅』(山本周次著) 『ルソーにおける正義と歴史―ユートピアなき永久民主主義革命』(鳴子博子著) |
岩崎稔 | [トピックス]大学をめぐる「革命」の修辞、「病い」の隠喩 |
<自由論題> | |
福野明子 | 「学問的成果を社会に還元しようとする社会哲学」【ホルクハイマーの例に見る、哲学と社会科学の布置】 |
森田数実 | 「ホルクハイマーの批判的人間学」 |
石塚省二 | 「二十世紀哲学における存在論的転回テーゼについて」【ルカーチ、ハイデッガー、フッサール、ハルトマンそしてインガルデン】 |
後藤正英 | 「モーゼス・メンデルスゾーンの啓蒙理解について」 |
多賀健太郎 | 「灰色の領域(グレ-・ゾーン)としての美」【Th.W.アドルノの『ヴァーグナー試論』をめぐって】 |
<インフォーマル・セッション> | |
太田仁樹 | マルクス主義の展開(1)【マルクス・エンゲルスのアソシアシオン構想について】 |
松岡利通 | マルクス主義の展開(2)【オットー・バウアー『民族問題と社会民主主義』をめぐって】 |
原田哲史 | 十八・九世紀のドイツ社会思想【高柳良治『ヘーゲル社会理論の射程』をめぐって】 |
堀田誠三 | イタリア思想史【啓蒙の発見―ヴェントゥーリ『自由のための闘い』(一九九六)を読む】 |
逸見修二 | 自由主義思想の射程【フランソワ・ギゾーの「文明」概念をめぐる考察】 |
大貫敦子 | ジェンダー論【「平等か/差異か」のパラドックスを超えて―ジェンダー論から見た法の言説】 |
福井直秀 | 日本思想と近代・現代 |
石塚省二 | ルカーチ没後三十周年【『社会的存在の存在論』刊行十五周年】 |
細見和之 | <社会理論>のポリティクス【いま、カール・シュミットをどう読むか】 |
田中正司 | 水田洋『思想の国際転位』をめぐって |
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