1987年 第11号

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【第11回大会記録/シンポジウム/初期社会主義思想の再検討】
野地洋行 「開会の辞」
中村秀一 「サン=シモン社会組織思想の展開—交互的運動を軸に—」
市田良彦 「一八三〇年の社会主義とフーリエの情念論」
高草木光一 「ブランキ革命思想の再検討—革命主体の問題を中心に—」
坂上孝 「連合主義と「国家の死滅」」
全体討論
【第11回大会記録/自由論題】
忽那敬三 「精神的世界の存在構造—ハルトマン研究—」
立花希一 「ポパーの反証主義の背景としてのマイモニデスの否定神学」
長島隆 「自然と歴史—シェリングの自然哲学の歴史哲学的機能—」
福山隆夫 「G・ルカーチ『歴史と階級意識』に伏在する倫理思想について」
久保俊夫 「IWW研究—St・ジョンからヘイウッドへ—」
【公募論文】
池田光義 「G・ジンメルの『貨幣の哲学』における「主体と客体との距離」の問題」
九鬼一人 「マンハイムとリッカートの接点」
河野裕康 「ヒルファディングと中欧構想」
水野浩二 「サルトルにおける倫理学の構想」
山中浩司 「生活世界に於ける「時」」
【海外研究展望】
坂本達哉 「スコットランド啓蒙エディンバラ国際会議に参加して」
【書評】
安斎和雄 「木崎喜代治著『マルゼルブ—フランス一八世紀の一貴族の肖像』」
加藤節 「友岡敏明著『ジョン・ロックの政治思想—“伝統”と“革新”の一断面』」
近田錠二 「寺田光雄著『内面形成の思想史—マルクスの思想性』」
星野彰夫 「板橋重夫著『イギリス道徳感覚学派—成立史序説—』、篠原久著『アダム・スミスと常識哲学—スコットランド啓蒙思想の研究—』」
安川寿之輔 「杉山忠平著『明治啓蒙期の経済思想—福沢諭吉を中心に—』」
住谷一彦 「肥前栄一著『ドイツとロシア—比較社会経済史の一領域—』」