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【論文】
池内 恵 冷戦後の社会思想史における「アラブ世界のイスラーム教」という問題
森本 あんり 代替宗教としてのポピュリズム
高山 裕二 見えざる市民宗教――社会思想史における「宗教」研究の可能性?
【公募論文】
小井沼 広嗣 ヘーゲル『イェーナ体系構想Ⅲ』における陶冶と普遍意志の構成――ルソーの国家理論への対応を軸として
飯村 祥之 ネグリ=ハートにおける抵抗と哲学――哲学の位置づけをめぐって
間 永次郎 非暴力と乳汁――南アフリカ滞在期におけるガーンディーのブラフマチャリヤの実験
山岡 健次郎 「難民研究」への思想史的アプローチ――リベラルな難民観を超えて
【書評】
厚見 恵一郎 『喜劇の誕生――マキァヴェッリの文芸諸作品と政治哲学』(村田玲著)
安藤 裕介 『経済学の起源――フランス 欲望の経済思想』(米田昇平著)
斎藤 拓也 『カントの政治哲学――自律・言論・移行』(金慧著)
馬路 智仁 『ユダヤ人問題からパレスチナ問題へ――アメリカ・シオニスト運動にみるネーションの相克と暴力連鎖の構造』(池田有日子著)
小野寺 研太 『〈戦後〉の誕生――戦後日本と「朝鮮」の境界』(権赫泰・車承棋編、中野宣子訳)
川本 隆史 『ロールズの政治哲学――差異の神義論=正義論』(田中将人著)
松元 雅和 『正義・平等・責任――平等主義的正義論の新たなる展開』(井上彰著)
中村 健吾 『福祉政治史――格差に抗するデモクラシー』(田中拓道著)
五野井 郁夫 『ポピュリズムと「民意」の政治学――3・11以後の民主主義』(木下ちがや著)
川出 良枝 『精神の革命――急進的啓蒙と近代民主主義の知的起源』(ジョナサン・イスラエル著、森村敏己著)
梅川 佳子 『メタヒストリー――一九世紀ヨーロッパにおける歴史的想像力』(ヘイドン・ホワイト著、岩崎稔監訳)
植村 邦彦 『いかに世界を変革するか――マルクスとマルクス主義の200年』(エリック・ホブズボーム著、水田洋監訳、伊藤誠・太田仁樹・中村勝己・千葉伸明訳)
中村 隆之 『ユニオンジャックに黒はない――人種と国民をめぐる文化政治』(ポール・ギルロイ著、田中東子・山本敦久・井上弘貴訳)
第七回(二〇一七年度)社会思想史学会研究奨励賞の公示
二〇一七年会員新著一覧(五十音順)
英文抄録/英文目次
公募論文投稿規程/公募論文審査規程/執筆要領/社会思想史学会研究奨励賞規定
編集後記