2014年 第38号

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〈特集〉社会思想としての科学
【論文】
隠岐さや香 歴史的事例から見る〈社会の中の科学〉――十八・十九世紀の河川公共事業と科学の「理論」
直江清隆 思想史における技術
平川秀幸 「専門知の民主化/民主政の専門化」モデルと三・一一複合災害後の日本
【公募論文】
網谷壮介 統治批判と自然概念――カントの歴史論におけるレトリック
金慧 カント哲学における言論の自由
隅田聡一郎 マルクス「本源的所有」論の再検討――「資本主義的生産に先行する諸形態」における「私的所有]と「個人的所有」の差異
岡崎弘樹 進化論的アプローチによるアラブの専制批判――シブリー・シュマイイルの思想を中心に
寺尾範野 初期イギリス社会学と「社会的なもの」――イギリス福祉国家思想史の一断面
秋元由裕 物象化としての合理化と解放としての美的経験――ルカーチ初期美学論考の展開と『歴史と階級意識』
河合恭平 H・アーレントのアメリカ革命論と黒人差別の認識――「始まり」の恣意性と暴力に関連させて
田畑真一 普遍性に根ざした政治文化の生成――J・ハーバーマスにおける憲法パトリオティズム論の展開
【書評】
厚見恵一郎 『征服と自由――マキァヴェッリの政治思想とフィレンツェ・ルネサンス』(鹿子木浩輝著)
渡辺恵一 『アダム・スミスの近代性の根源――市場はなぜ見出されたのか』(野原慎司著)
小谷眞男 『チェーザレ・ベッカリーア研究――『犯罪と刑罰』・『公共経済学』と啓蒙の実践』(黒須純一郎著)
髙山裕二 『近代ヨーロッパ宗教文化論――姦通小説・ナポレオン法典・政教分離』(工藤庸子著)
姫野順一 『グレアム・ウォーラスの思想世界――来るべき共同体の構想』(平石耕著)
廳茂 『マックス・ウェーバーの日本――受容史の研究1905-1995』(ヴォルフガング・シュヴェントカー著)
武藤秀太郎 『中華民国の誕生と大正初期の日本人』(曽田三郎著)
川合全弘 『崩壊の経験――現代ドイツ政治思想講義』(蔭山宏著)
大竹弘二 『労働者――支配と形態』(エルンスト・ユンガー著)
麻生博之 『かたちある生――アドルノと批判理論のビオ・グラフィー』(入谷秀一著)
重田園江 『フーコーの闘争――〈統治する主体〉の誕生』(箱田徹著)
高橋良輔 『来るべきデモクラシー』(山崎望著)
第三回社会思想史学会研究奨励賞の公示
二〇一三年会員新著一覧
英文抄録/英文目次
公募論文投稿規定/公募論文審査規定/執筆要領/社会思想史学会研究奨励賞規定
編集後記

過去の投稿

日本学術会議推薦者の任命拒否についての声明

2020年10月1日、日本学術会議が推薦した新たな会員候補105名のうち6名についての任命が拒否された件について、社会思想史学会幹事会は、同6日付で声明を発表しました。(声明文はコチラ