全文を読む(PDF形式)
〈特集〉共和主義と現代――思想史的再考―― | |
〈論文〉 | |
田中秀夫 | 序論 復活する共和主義【その様々な可能性】 |
小田川大典 | 現代の共和主義【近代・自由・デモクラシー】 |
厚見恵一郎 | 初期近代共和主義研究への視角【ルネサンス・フィレンツェと十七世紀イングランド】 |
川合清隆 | ルソーの共和主義理論【その歴史的意義をめぐって】 |
犬塚元 | 拡散と融解のなかの「家族的類似性」【ポーコック以後の共和主義思想史研究 一九七五-二〇〇七】 |
小田川大典/厚見恵一郎/川合清隆/犬塚元 | コメント |
田中秀夫 | 総括 |
〈公募論文〉 | |
大塚雄太 | クリスティアン・ガルヴェにおける人間・社会・モラル【「流行論」にみる現実的人間と通俗哲学の可能性】 |
倉科岳志 | 叛逆する若者たち【パピーニ、プレッツォリーニの参戦運動(一九一四-一五年)】 |
石田雅樹 | 「全体性」としての政治、「世界性」としての政治【レオ・シュトラウスとハンナ・アーレントにおける「政治」と「哲学」】 |
松谷邦英 | 「武器なき預言者」のアゴニズム【ジャック・エリュールの暴力論における「反政治」の論理】 |
見附陽介 | A・ホネットの物象化論【その可能性と限界について】 |
〈書評〉 | |
堀田誠三 | 『マキャッヴェリの拡大的共和国――近代の必然性と「歴史解釈の政治学」』(厚見恵一郎著) |
生越利昭 | 『ジョン・ロック『寛容論』の研究』(山田園子著) |
鳴子博子 | 『ルソーとジュネーヴ共和国――人民主権論の成立』(川合清隆著) |
喜多見洋 | 『フランス自由主義の成立――公共圏の思想史』(安藤隆穂著) |
佐野誠 | 『闘争と文化――マックス・ウェーバーの文化社会学と政治理論』(野口雅弘著) |
八田幸二 | 『ベヴァリッジの経済思想――ケインズたちとの交流』(小峯敦著) |
中谷義和 | 『アメリカン・ナショナリズムの系譜――統合の見果てぬ夢』(小林清一著) |
田中智彦 | 『テイラーのコミュニタリアニズム――自己・共同体・近代』(中野剛充著) |
安田常雄 | 『文明化の経験――近代転換期の日本』(安丸良夫著) |
英文抄録/英文目次 | |
公募論文投稿規定/公募論文審査規定/執筆要領 | |
編集後記 |