2004年 第28号 

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特集「権力と公共圏」
〈公募論文〉
水溜真由美 「「シスターフッド」を超えて」【リブと田中美津】
篠原雅武 「アーレントのアクチュアリティ」【全体主義およびマルクス論に即して】
西菜穂子 「コミュニケーション・メディアとしての権力に向けて」【初期ルーマンの古典的権力理論批判】
田中拓道 「フランス福祉国家論の思想的考察」【「連帯」のアクチュアリティ】
〈書評〉
伊藤宏之 『専門知と公共性-科学技術社会論の構築に向けて』(藤垣裕子著)
〈研究動向〉
時安邦治 「問い直される公共圏/親密圏」
〈公募論文〉
箱田徹 「夢と痕跡から夢見る主体へ」【後期フーコーの主体概念の一考察】
桑野弘隆 「国家とイデオロギーについて」【アルチュセール「イデオロギーと国家のイデオロギー装置」をめぐる思想的一考察】
三笘利幸 「『アルヒーフ』創刊前後再考」【『客観性』論文の位置をめぐって】
武藤秀太郎 「田口卯吉における文明史観の転回と「中国の衝撃」」【日本的オリエンタリズム再考】
〈書評〉
山内進 『グロティウスの国際政治思想-主権国家秩序の形成』(太田義器著)
岡本明 『ヨーロッパ文明批判序説-植民地・共和国・オリエンタリズム』(工藤庸子著)
渡辺恵一 『良心の興亡-近代イギリス道徳哲学研究』(柘植尚則著)
〈研究動向〉
岩崎正弥 「歴史認識・固有名詞・人間存在」
ヴォルフガング・シュヴェントカー 「集合的記憶とナショナル・アイデンティティ」【「記憶の場」をめぐるフランスとドイツの研究動向】
大貫敦子 「両大戦間期のモダニズム芸術再考」

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