1997年 第21号

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第21回大会記録/シンポジウム/社会国家あるいは福祉国家の問題点/第1部】
小野島康雄 「ハーバーマスと社会国家」
水田珠枝 「福祉国家の思想とフェミニズム—20世紀前半のイギリスを中心に」
川越修 「社会国家システムとジェンダー—第一次世界大戦期ドイツの産児調節論を手がかりに」
【第21回大会記録/シンポジウム/社会国家あるいは福祉国家の問題点/第2部】
後藤俊明 「「住」をめぐる社会国家の光と影—ヴァイマル期ドイツの事例から」
久場嬉子 「福祉国家とジェンダー摩擦—スウェーデン・モデルをめぐって」
筆宝康之 「政治的エコロジーと混合福祉経済——福祉社会構想の日仏比較」
井上純一 「トランスナショナル時代の社会と国家—社会国家もしくは福祉国家の限界」
【第21回大会記録/自由論題】
盛田良治 「東畑精一のフィリピン—「植民政策学」から「地域研究」への展開」
金澤秀嗣 「ナチズム下の法思想におけるヘーゲルの位置づけ」
猪狩一広 「アドルノの言語哲学」
川田稔 「第一次世界大戦期日本の国家構想と国際認識—原敬と山県有朋」
鳴子博子 「J・J・ルソーの正義論—人類と国家の円環史的展開の視点から」
藤野寛 「ユダヤ人問題との関連においてみられたホルクハイマー/アドルノの「非同一的なもの」概念」
西本郁子 「「時は金なり」—工業化における時間の役割—M・ウェーバー再考」
崎山政毅 「ホセ・カルロス・マリアテギにおける人種問題—第一回ラテンアメリカ共産党会議でのテーゼをめぐる論争を中心に」
森川剛光 「社会科学方法論におけるヴェーバーとゴットル」
田村伊知朗 「ドイツ三月期におけるカール・ナウヴェルク—その国家思想と初期自由主義」
久田俊夫 「モリー・マガイアズ—史実と伝説」
石村多門 「契約論と太古神学」
【第21回大会記録/インフォーマル・セッション】
上野成利(世話人) 「《複数性》と《連帯》のポリティックス」
高島道枝 「バーバラ・ボディションのフェミニズム—ヴィクトリア時代中期における女性の経済的自立の主張と、その実現のためのLangham Placeグループの他面的包括的な実践活動」
水田洋 「坂本達哉『ヒュームの文明社会—勤労・知識・自由—』(一九九五年)をめぐって」
小田中直樹 「制限選挙制度と民主主義:フランス近代社会の経験から」
【公募論文】
麻生博之 「自然と歴史の相関—『啓蒙の弁証法』における自然概念の射程」
猪狩一広 「アドルノの言語哲学」
河原理 「アドルノによるベルグソンの「直観主義」批判の問題点」
【書評】
中江桂子 「西嶋幸右著『文明批評家モンテスキュー—「ペルシア人の手紙」を読む』」
保住俊彦 「中央大学社会科学研究所編『革命思想の系譜学—宗教・政治・モラリティ—』」
柴田隆行 「寺田光雄『民衆啓蒙の世界像—ドイツ民衆学校読本の展開』」
白井厚 「石塚正英・柴田隆行・的場昭弘・村上俊介編『都市と思想家』(I・II)」
内田弘 「廣松渉著『廣松渉著作集』(全一六巻)」
福井直秀 「深江浩著『漱石の二〇世紀』」

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